新東電鉄は中央アクセスと副都心急行線で特急列車の直通運転を行っています。
新東特急は新幹線に対抗するために
特急列車のみの直通で無料種別(急行以下)は乗り入れていません。
副都心急行線で協力関係にある両社でも競合区間があります。
それが、新東電鉄本線新宿―大宮間と中央アクセス中央埼京線です。
新東本線、新宿ー大宮間は新東電鉄の列車の東京都心部への乗り入れのための路線で、
この区間を走る列車は、新潟、高崎、熊谷など、大宮から先の駅を始発駅または終着駅となっています。これは新東電鉄の列車が東京の西側と群馬県や埼玉県の大宮以北を結ぶ首都圏近郊輸送の役割を果たしながらも、新潟と東京を結ぶ都市間連絡路線の性格を持つ路線だからです。一方の中央アクセスの中央埼京線は京浜東北線と埼京線のような役割を果たす路線です。 お互いに路線の性格が異なる両路線ですが、新宿ー大宮間では競合関係にあります。 新東、中央アクセス両方ある駅は大宮 新都心 浦和 赤羽 池袋 新宿の5駅で
競合対象の種別は急行、快速、普通の3種別です。
まだ所要時間等は決めていませんがこの区間はJRとあまり変わらないかと思われますので(種別によって違いますが)中央アクセスのほうが早い部分もあるとおもいます。
運賃面では大宮ー新宿間の運賃で見ますと 新東は380円、中央アクセスは370円で10円差ですが中央アクセスのほうが安い感じです。
競合だけではなく、中央アクセスの客が大宮以遠へ行く場合への乗り換えの関係と副都心急行線沿線以外の中央アクセス線の利用者が特急列車を利用する場合に接続駅で中央アクセスから乗り換えるので、この区間は競合一辺倒ではありません。競合路線でもありフィーダー線でもあります。これは東京都区内にある乗り換え可能なJR線にも言えることですが。
今後も競合しながらも、相互に総客しあう関係は続くでしょう。